世界一周

【世界一周旅 Day22②】ラリベラで味わうエチオピアンランチ&コーヒーセレモニー・エチオピア2024春

PANA

ラリベラのおカネ事情

教会の入場料が支払えないほど現金の用意が不十分だったので、銀行にかけこみました。
今回の旅での両替、主にJAL Global WALLETを活用しました。

出発前に日本円でチャージしておきます。JAL Global WALLETカードは、Mastercardマークがついた海外の現地ATMから現地通貨を引き出すことができます。出金手数料は一律200円で、プリペイドなのでキャッシングとは異なり利息も発生しません。ロンドンやニューヨークの地下鉄でもタッチで乗車できるので、大活躍でした。

ラリベラでは、ほぼ現金しか使えませんので、もっぱらATMで現金を引き出すのみ。
ガイドさんに立て替えてもらった入場料もお返しできました。

銀行だけでなく街角にもATMがあり24時間使えますので、無理に空港で両替する必要はないかもしれませんが、とにかくラリベラでは何をするにも現金は必要なのでご注意ください。(2024年3月現在)

エチオピアのローカルフード三昧なランチ

教会見学の合間にガイドさん宅でランチをいただきます。
ラリベラの伝統的な建築のお家です。

インジェラという酸味のあるクレープのようなものがエチオピアの主食です。
テフというエチオピアでしか栽培されていないヒエ科の雑穀に水を加えこね、発酵させて片面だけ焼きます。発酵食品だから酸っぱいのです。

インジェラの上にワットと呼ばれるシチューのような煮込み系と、野菜のおかずが乗っています。これをちぎったインジェラで包んでいただきます。

インジェラは単体だとだいぶクセが強い食べ物ですが、これだけ味変が用意されていると楽しく美味しくいただけます。

その時使う道具は右手のみ!です。
日頃手を使って食べることに慣れていないので、片手だけというのはなかなか大変です。つい左手を補助に発動しそうになります。

伝統のコーヒーセレモニー

エチオピアのコーヒータイムは実にゆっくりと時間が流れていきます。
草が地面に敷き詰められた上に専用台が置かれ、傍ではお香が焚かれています。
コーヒーの生豆をゆっくりと焙煎します。

この日は食後だったので、まったりおしゃべりしたり猫と遊んだりして過ごしていましたが、時間がかかるので通常はポップコーンをつまみながら待つそうです。

焙煎した豆を臼と杵で潰して粉状にし、水とコーヒーの粉をポットに入れて、火にかけて沸騰させます。

注がれたコーヒーは紙や布で漉したりしていないので、どろりと濃厚。普段飲んでいるコーヒーが抽出液としたら、これはまるごとコーヒーそのもの。
コーヒー発祥の地とされるエチオピアで味わうコーヒー、格別でした。

ラリベラの豊かな文化たち

教会から教会へと渡り歩く途中で、なんと屋外で機織りしているおじいちゃんが!
教会を訪れる際に身につける白いスカーフを織っています。
なんとも原始的な織り機。
昔から世界中で糸と布が作られてきたことの象徴のようなおじいちゃんでした。

このようにみなさんスカーフをまとっています

こちらはヤギの皮を張った弦楽器マセンコ。なんともエキゾチックな音色を聴かせてくれました。

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