【世界一周旅 Day23】ラリベラの青空市から首都アディスアベバへ・エチオピア2024春
ラリベラの青空市場はワイルドだった!
トゥクトゥク↑に乗って、土曜日だけ開かれているというマーケットに連れて行ってもらいました。
野菜や穀物、産みたて卵やお洋服、履物まで、遠路はるばる商品が運ばれてきます。運搬にはロバが大活躍。お疲れさま!
コーヒーの生豆は、そこらじゅうで売っています。自家焙煎派には天国です。
こちらは蜂蜜。「味見するかい?」と言ってもらったけど、おびただしい数のハエに腰が引けました。もはやポットの中で溺れています。蜂蜜で溺死したら幸せかもしれません。
市場内の酒場。タッラというどぶろく的なお酒は、濁っていて泡立っていて空き缶で供されます。少なめでお願いしたらグラスに入れてくれました。なかなかクセはありますが、ここでしか飲めない地酒です。残さずいただきました。度数は高くないものの、発酵してアルコールになってるからか、お腹を壊すこともありませんでした。
酒場といえど、朝9時から賑わっています。
みなさん遠くの山の上から物を運んできて、休憩中とのことでした。
一晩中歩いて来る方も多いとか。車は高級品なので見かけません。徒歩かロバ。トゥクトゥクですら少数派。いや、ほんとにお疲れ様です。
あらためまして、ラリベラはこんなところです。乾いた大地が広がっています。
ラリベラ空港からアディスアベバへ戻ります。
本日のエチオピア航空国内線は13:35〜14:50のフライトで、おやつが出ました。
先日ラリベラに向かう時は11:50〜13:05でサンドイッチだったので、きめ細やかなサービスだと思います。
首都アディスアベバへ
アディスアベバに近づくにつれ、建物が増え都会の香りがしてきます。
iPhoneで写真を撮ると、上空にいても位置情報を記録してくれて便利です。
このあたりはንፋስ ስልክ(Nefas Silk)というエリア。日本語にすると「風の電話」。
生前の夫からこの地名を聞いたことがあって、ずっと気になっていました。空の上だけど通過できて良かった。
アディスアベバの治安については、外務省海外安全情報配信サービス「たびレジ」のメールでもちょいちょい邦人の強盗被害を目にしており、不安しかありません。
ラリベラに住む地元住民も、アディスアベバは怖くて住めないと言っていました。
安全第一を心がけ、宿泊先はヒルトンに。今回の旅で一番高い宿泊費です。
こちらのヒルトンはアディスアベバ初の外国人向けホテルで、ことし60周年を迎えたそうです。
歴史があるので建物は古いですが、入口のセキュリティーが厳重で、レストランも充実、広大な敷地内にはスーパーマーケットまであります。
エチオピアの主食インジェラの材料「テフ」でできたトルティーヤチップス。
スーパーフードで美味!ビールとの相性は最高。輸入したい。
チップスもエチオピアワインもホテル内スーパーで調達。
紀ノ国屋かナショナル麻布のような、外国人向け高級スーパーでした。
ベランダからの眺めは大都会。
一方、ヒルトンの裏手にはまだスラムのような一角が。
急速に経済成長しているとはいえ、格差も歴然です。
建設現場では中国企業の看板ばかり。10年後、20年後はどうなってるかな。