【世界一周旅 Day24】アディスアベバで遠い先祖に対面・エチオピア2024春
エチオピア国立博物館にてルーシーに会う
Get Your Guide で予約したアディスアベバ市内ツアー(¥8,744)で街めぐり。
ドライバーさんとガイドさんは別で、客はまたしても私ひとり。
そこそこ大きめの車で贅沢な貸切ツアーです。
まずはエチオピア国立博物館へ。入場料はツアーに含まれていたので、ラリベラ教会群のような惨事は起こりませんでした。
素朴な展示の博物館です。
生物の進化をたどります。
ルーシー(Lucy)とご対面。
エチオピア北東部ハダール村付近の浅い川底で1974年11月24日に発見された318万年前の化石人骨。アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の中で最初期に発見されたもののひとつで、全身の約40%にあたる骨がまとまって見つかりました。ビートルズの曲、Lucy In The Sky With Diamondsにちなんで命名されたそうです。
本当の名前はなんだったんでしょうね。直立二足歩行をしていたらしいですが、言葉のようなコミュニケーションツールはなかったかな。
身長110センチ前後で、死亡した時は推定15〜16歳、木から落ちた説が有力。木に登るより歩く方が得意だったそうなので、木の実を採っていたのか肉食動物から逃げていたのか。300万年以上前の世界、勝手に想像するしかありません。
エチオピア近代化の父メネリク2世
エチオピア高原の避暑地を首都に定め、アディスアベバと名付けたのは皇帝メネリク2世。アディスアベバは「新しい花」という意味です。「風の電話」(Day23の回参照)といい、この国はなんだかネーミングセンスが素敵です。
カラフルなEntoto Maryam ChurchにMinilk II Museumがあります。
内部は撮影禁止。皇帝が残したあれこれが雑多に展示されていました。
メネリク2世(在位1889-1913)は学校を作りインフラを整え、電信電話や貨幣制度も整備した近代化の父ですが、とても質素な邸宅(王宮!?)にお暮らしだったそうです。ガイドさんが繰り返し彼のことを「modest」(慎み深い)と形容していたのが印象的でした。
ミュージアムや教会に隣接していて、Palace Of Emperor Minilik and Empress Taitu 1883として公開されています。
トラディショナルコーヒーをEntoto Parkで味わう
2020年に観光地として整備されたエントット公園。標高約 3,000 メートルのエントット山に広がる広大な敷地で、1日のんびり楽しめそうです。市街地を見下ろせます。
素敵なカフェも。もちろんコーヒーをいただきます。お香もしっかり焚かれています。
そして噂のポップコーン!
かなりの量ですが、小腹を満たすのに助かります。
ガイドさんもドライバーさんも断食中なので、ランチはスキップしてホテルでいただくことにします。
ヒルトンでサプライズに感激
ホテルに戻り、ガーデンレストランで遅めのランチをいただきます。
お約束のインジェラとドロワット。ピリ辛ソースもゆで卵がマイルドにしてくれます。
明るいうちからシャンバンをオーダーしたので、言い訳のつもりで「誕生日だから飲んじゃう」って言っただけなのに。
何杯か飲んだところでサプライズがやってきた!お歌も歌ってくれました(照)
ホテルにはギャラリーも。本当に美しい色使いのアートが並んでいます。
自分への誕生日プレゼントに、目の保養だけ(すみません)たっぷりとさせていただきました。